美しいものにいつもほほえんでいたい

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第20回 風待ち講演会

「源氏物語、いまに遊ぶ -紫女におききしたこと-」



  • 日 時:2014年10月7日(火)
  • 場 所:高崎シティギャラリー コアホール
  • 時 間:午後7:00~午後8:45
    ※8:45頃終了を予定しております。
  • 料 金:全席自由 500円
    チケット販売中。
【講師 吉永哲郎より】
指揮者によってバッハやベートーヴェンなど、その作品の印象が変わることは知られています。
それは曲の譜面をどう指揮者が解釈したかによって、違ってくるからです。
指揮者は譜面から作曲者の心をよみとろうと、絶えず譜面に集中し、その心に近づこうとします。
私が源氏物語を繰り返し読むのは、指揮者と同じに紫女が何を描きたかったのか、その心にできるだけ迫りたいと思うからです。
そうした行為を続けてきた日々、時々紫女が来られて、私に語ってくださったことを、少々メモっておきました。
「今に遊ぶ」とは時空を超えた世界に身をおくということです。
千年前の紫女は、当時の現代課題についてさまざまな発言をしています。
その発言は現代と深くかかわることが多いと感じます。
今回は先のメモの中からいくつかを取り上げながら、お話したいと思います。

【講師のおすすめ本】

  1. 「平安時代の心で源氏物語を読む」 (山本淳子・朝日選書)    
  2. 「平安女子の楽しい!生活」 (川村裕子・岩波ジュニア新書)
  3. 「源氏物語 愛の可能性(三)」(吉永哲郎・蘇芳の会) 


【お問い合わせ】
株式会社 コーエィ・エージェンシー TEL 027-323-7417